アストラテックインプラントセミナーへ参加
投稿日:2019年4月25日
カテゴリ:スタッフブログ
勤務医の藤野です。
デンツプライシロナでのインプラントセミナーへ参加してまいりました。
アストラテックインプラントシステムについての講義及び実習を行いました。
アストラテックはインプラント四大メーカーに代表される企業の一つで(他にはストローマン、ノーベル、ジーマー)、数多くの実績や大手であるためサポートも充実していることも安心を提供できるものです。
実習ではフリーハンドでインプラントを埋入する方法と、サージカルステント(オペ用装置)を用いて埋入する方法の二種類を行いました。フリーハンドで行う場合は骨を削る方向がぶれる可能性があるのに対し、サージカルステント(オペ用装置)を用いる方法では削る方向が固定されているため、安心して削ることができました。これは患者様の安全を確保する上でとても重要なことだと感じました。
デンツプライシロナの提供するインプラント術前シミュレーションソフトウェアのシムプラントは、CTで撮影したデータから情報を立体的に把握することができ、患者様の骨質や骨量、骨の厚みや神経の位置情報などの詳細がわかるもので診査診断がより正確になります。
そのデータを元にサージカルステント(オペ用装置)を作製するため、インプラントの埋入方向や深度も最適なものが得られ、安全で確実な補綴が可能になることで、患者様には安心を提供できる画期的なものだと感じられました。
主要なメーカーのみならず多くのインプラントメーカーにも対応しており、普段使い慣れているインプラントをそのまま使用できることは拡張性が高く、導入するにあたっては広く設定されているよう思われました。また、各社のCTや光学スキャナにも互換性があり、既存のシステムを変えることなく使用できる点においても便利なツールです。
今回のセミナーではアストラテックのインプラントに対する知識や技法などを学べることができ、非常に良い体験をすることができました。これらのことを患者様へ還元するべく、更に理解を深めていこうと思います。
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