歯周外科治療について明海大学にて講演いたしました
投稿日:2019年4月11日
カテゴリ:院長ブログ
明海大学の若い歯科医師の先生方に講演を行ってきました。
場所は、代々木にある明海大学PDI東京診療所・PDI東京インプラントセンターで行いました。
所長の松田先生からご依頼を頂き、歯周病学会歯周病専門医としての歯周外科治療について講演致しました。松田先生は、私が研修医だった頃にご指導頂いた指導医の先生です。今も大学で研究と診療と指導を行っている先生です。
そんな、尊敬している先生から「若い先生に講義をしてくれないか」と頼まれたことは大変光栄でした。
講義の内容は、主に歯周病治療についてです。日本人の8割の人が罹患していると言われている歯周病は歯科治療として必ず必要な治療です。歯肉増殖症や上唇小帯の付着異常。この様な場合は切除療法を行います。歯周外科治療(外科小手術)の中でも比較的単純な治療に分けられますが気を付けるポイントはあります。
また、歯肉弁根尖測移動術や根面被覆などの前歯部での歯肉の境目を下げたり上げたりする治療についても講義しました。この分野は審美治療でも重要な歯周外科治療になります。歯肉の境目が整うことで見た目にも大きく変化させることができます。
再生治療の分野としては今では広く知られている、歯周組織再生療法も講義しました。使用するマテリアルもエムドゲインはもちろん最近では認知されるようになっているリグロスについても講義しました。
若い先生たちの臨床が少しでも良くなることができればと思い講義しました。若い先生たちに講義することで私自身も自分の臨床を見直すことができました。私の方こそ勉強になりました。秋に第2弾を行うように依頼されたので、今から準備しようと思います。
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