歯周病学会にて歯科衛生士として学んだこと
投稿日:2019年6月11日
カテゴリ:スタッフブログ
現在、日本の抱えている超高齢化社会での問題の中で、私たち歯科衛生士はより多くの疾患への知識と対応が求められています。
今回の歯周病学会では、障害を抱えた方や要支援介護を必要とするご高齢者の方の口腔ケアなど今まで自分自身で関わることの出来なかった症例を歯周病認定衛生士さんのご講演で勉強させていただきました。
普段、私が携わっている患者様では、経験することのない苦労の中でのスケーリングやPMTCを行い、そして改善をされている症例を拝聴させていただきました。
その中でも二つのことが大切だということを知ることができました。
1.患者様のニーズに合わせる
歯間ブラシやデンタルフロス患者様の口腔内に合わせて一緒に選ぶこと。
2.自己効力感
患者様の目標を成し遂げるサポート、高い向上心持っていただくように患者様のケアに対して指導の仕方を工夫していくこと。
この二つが重要ではないかと感じました。
私も患者様に対して適したTBIや清掃用具を説明するときに、口腔内だけでなく患者様の背景などにも着目しより良い口腔ケアができるよう取り組んでいきたいです。
今回の学会で学んだことを、活かした治療を心掛けたいと思います。
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