日本顎咬合学会の学術大会へ参加
投稿日:2019年7月1日
カテゴリ:院長ブログ
日本顎咬合学会の学術大会が東京フォーラムで行われました。
後輩の先生たちの発表も多数あり活気のある大会でした。
治療に対して熱心に取り組んでおられる先生方の講演は大変勉強になりました。なかでも、歯周組織再生療法の話は大変興味深い内容でした。
外科処置が伴いますので、切って縫っては、もちろん必要なのですが切り方も今までのコンベンショナル型ではなく、ミニマル型も注目されています。ミニマル型は、切開する術野を狭くすることで、侵襲を少なくでき、患者さんの負担を軽減することが出来ます。その分、細かな手技にはなりますが有益な術式だと思います。
私も治療に取り入れていますが、患者さまの症状で腫れや痛みが出たりすることが少なくなったと思います。この様な術式を可能にしているのは、正確な術前診査だと思います。現在はCTの導入している歯科医院は多くなり診査診断の精度が向上したと思われます。
この様に、新しい技術を患者さま治療として還元できるように努めて行きたいと思います。
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