歯科衛生士学校の実習生が頑張っています
投稿日:2020年11月9日
カテゴリ:院長ブログ
目白大学に歯科衛生士のための学科が新設されました。目白大学短期大学部歯科衛生学科です。歯科衛生士になるためには、すべての歯科衛生士学校のカリキュラムの中で臨床実習があります。実際に臨床の場に出ることで臨床における歯科診療とは、どんな治療なのか勉強する事を目的としています。
今年の秋は、そんな将来の歯科衛生士さんのための臨床実習を受け持つ事になりました。今年は、新型コロナ感染予防対策として、学校での講義や実習が予定通りに進めることが出来ていませんでした。
事前の会議でも学校の先生方が大変不安に感じていた様子が伝わってきました。ですので、今回は丁寧にゆっくりと教えることを心掛けるようにしました。
ですが、実際に挨拶に来た実習生は私たちの心配とは裏腹に、やる気に満ち溢れていて目がキラキラしていました。実習を始めてみると初めての経験が多く、出来ないこともありましたが、日ごとに上達し様々なことが出来るようになっています。
実際の患者さまへの治療とは、それぞれの患者さまに合った治療を選択しているため、同じような処置でも違いがあります。経験が無いと準備することすら出来ないのは当然なのです。実習生には、戸惑いも多いとは思いますが頑張っております。
患者さまには、不快な思いをさせる場面も多くあると思います。そのことに関しては、私の教育が至らなかった点があると思います。大変申し訳ございません。
今後の歯科医療を支える歯科衛生士ですので、若い実習生にとって実際に患者さまと接することは、大変貴重な経験となりますことをご理解賜りたいと存じます。
実習生は、まだまだ、不慣れなことが多いですが、少しでも学べるように日々奮闘しております。温かい眼で見守って頂けると幸いです。皆様宜しくお願い致します。
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