歯磨き後の含嗽剤(コンクールやモンダミンなど)の重要性|西新宿五丁目駅2分の歯科医院

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歯を抜かない保存治療

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歯磨き後の含嗽剤(コンクールやモンダミンなど)の重要性

投稿日:2019年9月3日

カテゴリ:院長ブログ

院内セミナーでスタッフのレベルアップ

今回は、歯科衛生士による院内プレゼンテーションです。各々、テーマを決めてスライドを組んでのプレゼンテーションです。院内なのでスタッフのみですが誰かの前で発表することで自分自身の理解を確かめることが出来ます。私を含めてすべてのスタッフが良い刺激をもらえたと思います。下記に当院歯科衛生士のプレゼンテーションの内容を記載しておりますので、ぜひご覧ください。

発表内容:歯磨き後の含嗽剤(コンクールやモンダミン等)の重要性

院内セミナーでスタッフのレベルアップ

歯科治療はもちろん大切ですが、今の時代は虫歯・歯周病の予防が大切だと学び、感じています。

毎日の歯ブラシだけに頼るのではなく、歯周病や予防に対し歯磨剤、含嗽剤や補助的清掃用具の重要性が認知され始めていることで、ニーズも高まってきています。

しかし、日本ではアメリカに比べ含嗽剤(がんそうざい)や補助的清掃用具の使用率は低く、半分程度です。

含嗽剤には、洗浄・殺菌・消炎効果があるため口腔内を清潔に保つことができます。今は種類がたくさん発売されており、どの商品の効果が高いのか、自分はどの商品を使用すればいいのか悩む人が沢山おられると思います。

今回わたしは含嗽剤の中でウェルテック社のコンクールFについて調べました。コンクールFはクロルへキシジン配合で、歯面・粘膜・プラーク・唾液に作用し、12時間程度、効果の持続性があります。

歯科医院では、外科的治療、術前・術後、インプラント患者さん、歯周病のある方の感染予防、治癒促進の為に使用しています。

コンクールFは、清涼感はしっかり感じることができますが、辛いミント感はない商品なのでお子様からお年寄りの方まで使用していただけます。

コンクールFの特徴は、う蝕や歯周病予防の方だけでなく、洗口を毎日行うことで口腔内細菌を減らし治癒の促進にも繋がります。歯科でのポケット洗浄やSRP、機械的歯面清掃とコンクールFを使用することで相乗効果も得られます。高齢者の方にも簡単に使用していただける為、口腔内の細菌を一緒に誤嚥してしまうことで起こる、誤嚥性肺炎の予防にもなります。

使用法は25ml〜50mlの水をコップに入れ、コンクールを5〜10滴滴下し、よくかき混ぜて数回洗口(口の中ですすぐ)して下さい。口腔内に薬液を行き渡らせる感じで、吐き出した後はお水ですすぐ必要はありません。濃縮タイプなので症状に合わせて濃さを調整することができます。殺菌剤が口腔内に吸着し12時間の持続効果が得られます。

歯磨きの後はコンクールFをするという習慣付けをもっともっと患者さんに広め、う蝕予防・歯周病予防に効果がある含嗽剤コンクールFの良さをお伝えしていきたいです。

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